島田ICTコンソーシアム

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2020.02.10
人材育成部会

令和元年度ICT教育シンポジウムを実施しました

■目的 島田ICTコンソーシアム人材育成部会を中心に実施しているプログラミング教育など、未来のICT人材を育成する取組を市内外に広く発信し、さまざまな立場の方に知ってもらう、また共有することで、今後の更なる事業の充実を図るとともに、これからの島田市でのICT教育についての議論を深めるため。

■日時 令和2年2月7日(金)13:30~16:20

■会場 しまだ音楽広場(ぴ~ファイブ 1階)

■参加者 市内教育関係者、民間企業等 約50名

■事業内容 
 2月7日(金)、令和元年度「島田ICT教育シンポジウム」を、しまだ音楽広場(ぴ~ファイブ)で開催しました。

 第1部は、「これからの情報教育」と題して、文部科学省の情報教育や小学校プログラミング関係の会議の委員を歴任し、日本の初等中等教育における情報教育の第一人者である、大阪電気通信大学工学部教授の兼宗進氏が講演し、来年度から小中学校でプログラミング教育が必修化となることを踏まえ、プログラミング教育の必要性や進め方についてお話いただきました。

 第2部は、「プログラミング教育の在り方と明るい展望」と題し、子どもパソコン「IchigoJam(イチゴジャム)」の開発者でもあり、内閣官房のオープンデータ伝道師や総務省の地域情報化アドバイザー等にも就任されている、株式会社jig.jp取締役会長 福野泰介氏が講演し、自身の経験を基にICTに興味を持つ子どもの後押しの仕方や、実際に行っているプログラミング講座の紹介、これからの地域でのICT教育の在り方についてお話いただきました。

 第3部では、島田ICTコンソーシアム人材育成部会のICT教育実践報告をし、第4部のパネルディスカッションへと繋げました。

 第4部では、本コンソーシアム会長がコーディネーターとなり、「未来の島田市を担うICT人材の育成をめざして~島田ICT教育の実現~」と題し、講師2名に加え、島田ICTコンソーシアム人材育成部会を代表し、本コンソーシアム副会長の大久保節夫氏、岡村修氏、教育関係を代表して、島田市教育研究会情報担当部担当校長の増田達一氏に御登壇いただき、フリートーク形式で島田市の情報教育について議論しました。

 最後は会場に集まった来場者も参加し、これからの島田市におけるICT教育に対する疑問や意見を交換しあい、「ICT教育を前に情報化が進まない教育現場(行政)の現状の改革が必要」、「ICTに関わることを怖がらずにまずはやりながら管理し成功体験を得ることが重要」といった意見のほか、講師からは「島田市はICT教育に対していい雰囲気ができているので、このまま推進してほしい」などの感想をいただきました。

 今後、島田市のICT教育をさらに充実させるため、島田ICTコンソーシアムとしても、この度の意見等を参考に引き続き様々な取組を続けていきたいと思います。


■担当事業者 島田ICTコンソーシアム事務局
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