島田ICTコンソーシアム

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2020.11.02
人材育成部会

島田商業高校で第4回「ICT起業家育成プログラム」を開催しました

■目的
 島田ICTコンソーシアムでは、産官学が連携した事業により、地元への愛着の醸成を図り、将来島田で活躍するICT人材の育成を図るため、高校生向けのICT・IoT講座の開催や、各事業へのサポート参加等に取り組んでいます。

■日時 令和2年10月29日(木)13:20~14:30

■会場 島田商業高校

■参加者 島田商業高校生12名

■事業内容
 ICT起業家育成プログラム第4回(最終回)を開催しました。各グループが、これまでの講座で練り上げてきた「ほこりんぼう」の新商品販売戦略を、2社の審査員に対し、オンラインでプレゼンテーションを行いました。販売のプロが審査をし、高評価を得たチームの商品が東急ハンズで販売されるとあって、生徒たちは真剣でした。
 Aチームは「勉強を始めるとなぜか部屋の掃除がしたくなる」という、学生によくある傾向に着目し、メインターゲットを「学生」に設定しました。また、学生の目に留まりやすくするために、掃除用具売り場ではなく文具コーナーに置くことを提案しました。審査員からは、遊び道具に近い感覚で販売する斬新なアイデアが評価されましたが、どこを掃除するための道具なのか、具体的な使い方を盛り込むとより良いとの助言がありました。
 Bチームは「20代の独り暮らしの女性」をターゲットに、北欧風カラーと原色系の2タイプを提案。おしゃれさを前面に打ち出した完成度の高いプレゼンテーションが審査員から高い評価を得ました。一方、掃除用具としての機能のアピールが弱いとの意見も出ました。
 Cチームは「自宅にこもりがちなおじいちゃん・おばあちゃんへ、子供からプレゼント」というコンセプトを打ち出し『ほこりと幸せ、ダブルキャッチ!』というキャッチフレーズを提案しました。審査員からは、具体的な使い方が明確で良いが、イメージの作りこみと発信力が弱いとの評価でした。
 今回のプレゼンテーションを基に、どのチームの商品を採用するかを審査員が決定し、後日結果が発表される予定です。

■担当事業者
 株式会社 オカムラ
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