タブレット端末を用いたプログラミングによる「ドローンによるプログラミング体験講座」を、市内の小学校4年生~6年生を対象に、11月12日から全5回開催いたしました。
使用するドローンはプログラミング教育用に開発された、低年齢でも安全に使用できる「AirBlock」というドローンです。
児童たちにとって、プログラミングについて楽しく学ぶことができると同時に、先端技術を間近で見ることができる貴重な機会となりました。
当初は、各回10名の定員としておりましたが、非常に多くのお申し込みをいただいたため可能な限り定員枠を増やし、全5回の合計で84名の児童に体験をしていただきました。
各会場での様子は、下記から各活動報告ページをご覧ください。
また、講座内容について、本ページ下部に記載いたしましたので、活動報告と併せてご覧ください。
第1回
日時/11月11日(土)14:00~16:00
会場/初倉公民館 多目的ホール
活動報告/
https://s-ict.jp/workReport/show/24
第2回
日時/11月12日(日)14:00~16:00
会場/川根地区センターちゃくら 集会室
活動報告/
https://s-ict.jp/workReport/show/25
第3回
日時/11月18日(土)10:00~12:00
会場/六合公民館 大集会室
活動報告/
https://s-ict.jp/workReport/show/26
第4回
日時/11月19日(日)14:00~16:00
会場/夢づくり会館 学習の部屋
活動報告/
https://s-ict.jp/workReport/show/27
第5回
日時/11月23日(木/祝)14:00~16:00
会場/島田市地域交流センター歩歩路 多目的ホール
活動報告/
https://s-ict.jp/workReport/show/30
アンケート結果では、98%の児童が講座を受講したことでプログラミングやドローンに興味が湧き、98.8%の児童が次回があれば参加したいとの回答でした。
【講座内容】
1.ドローンについて
活用事例の紹介や今後の活用方法、ドローンの名称について、また、飛行禁止区域等、将来子供たちが実際にドローンを飛ばす際に注意してもらいたいこと等を、スライドを使用し、クイズ形式を交え易しく説明しました。
2.プログラミング専用ドローンを知ろう
講座で使用したドローン「AirBlock」に実際に触れてもらい、各部の名称やどのようなセンサーが組み込まれているか、組み立て方やタブレットとの接続方法を学びました。
3.プログラミングについて知ろう
2~3人のグループに分かれ、タブレット内でのプログラミング方法を学びました。教材として用意したホワイトボードと命令文のマグネットを使用し、ホワイトボード上で試験的にプログラムを組み立て、それに沿ってタブレットに入力していきました。一通り入力方法を学んだところで、課題となる飛行ルートを提示し、課題に挑戦してもらいました。
4.オリジナルの動きを組み立てよう
基本的なプログラミングを覚えた後、自分たちで飛行ルートを設定し、回転や宙返り等の複雑な動きを交えながらゴール地点まで無事に着地する課題に挑戦してもらいました。
5.フライト発表会
最後に、制作したオリジナルのプログラミング飛行を発表する「フライト発表会」を行いました。グループごとに苦労した点や工夫した点を発表しドローンを飛ばすと、成功か失敗かに関わらず大きな拍手が起こりました。
2時間という限られた時間内での学習でしたが、ドローンをイメージ通りに飛ばすという目的を持って試行錯誤を繰り返し、グループごとに協力し合うことで、初めて学ぶプログラミングであっても短時間で覚えることができ、なおかつ、他のグループとは違った飛び方をさせてみようという「創造力」や、室内の気流等プログラム以外の外部要因を想像し総合的に作成することを考える「論理的思考力」、初めて会う児童同士が同じグループで目的に向かって物事に取り組む「協調性」、そして、ドローンという話題性のある教材を使用することにより、児童自らが進んでプログラミングを学ぼうとする「学びに向かう力」 等を育む一助となったと感じています。
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